窓選びの考え方！トリプルガラス vs ダブルガラス

こんにちは、栃木県真岡市、宇都宮市、小山市、下野市などを中心に栃木・茨城エリアで注文住宅を手がけている林材木店です。

今回は、断熱性を高めるために重要となる「窓選び」についてご紹介します。新築やリフォームを考えている方には、ぜひ知っておいていただきたいと思います。

家を建てる際、多くの人が暖かい家に住みたい、夏は涼しく過ごしたいと考えます。そのため、断熱性の高い窓を選びたいと思うものの、トリプルガラスはコストが高く、予算に悩む方も多いです。

そこで、「トリプルガラス」・「ダブルガラス」のどちらが適しているのかを考える上で重要なポイントをご紹介します。

そもそも窓選びの前に・・・

窓の選び方以前に重要なのが、パッシブ設計という考え方です。
パッシブ設計とは、冬場に太陽の光を取り入れ、夏場には日射を遮ることで、室内環境を快適に保つ設計のことです。これがうまく設計されていないと、トリプルガラスであっても効果は半減します。特に、南側の窓からしっかりと光を取り入れ、夏場には日射を遮ることが重要です。

窓の選び方は窓の方角が重要

どのような窓を選ぶべきかというと、南側の窓にはダブルガラスを、東西北側の窓にはトリプルガラスを基本的に推奨します。理由は、南側では冬場に日射を取り入れることが重要であり、トリプルガラスはガラスが厚くなる分、日射取得が難しくなるからです。一方で、東西北側の窓は寒さ対策が優先されるため、トリプルガラスが適しているといえます。
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